足がしびれない&声が出しやすくなるグッズ
詩吟はどういった場所で稽古するのでしょうか。最近は椅子に机のスタイルも多いようですが、昔ながらの「座敷で正座」という教室も少なくないと思います。でも、足がしびれちゃいますよね…!
足がしびれない方法はない?
我がナチュラル詩吟教室も稽古場が座敷なので、正座が基本です。しかし、10分もしないうちに生徒さんからギブアップの声が!
はてさて、困りました。足がしびれない方法はあるのでしょうか。いろいろ調べてみましたが、残念ながら「これで絶対大丈夫」という正座はないようです。
しびれを延期させる裏ワザ
私はずっと正座でも長く持ちますのでよく驚かれますが、幼い頃から正座をしているから鍛えられているというわけではありません。
「上半身を左右に傾けて、体重を右足、左足、と交互にかけるようにすると、しびれまでの時間を延期させることができる」というのをどこかで読んだので、実は、
「自分でも気付かぬうちに身体をゆらゆらさせ体重移動をしていた」
のでした(あしからず!)
画期的グッズの登場!
というわけで、一生懸命稽古に励んでいる生徒さんに身体をゆらゆらしてもいいですよと言っても、そうはいきません。
どうしたものかと思い悩んでいたところに、「これでもうしびれない!」という画期的なグッズが教室に登場しました。
それは、上の写真のお尻の下に三角に存在する「正座が楽になるグッズ」です。
上半身の体重はこの上にのりますので、足への圧迫は皆無。また、逆三角の頂点のわきに足の裏がスッポリはまります。
さらに嬉しいことに、この上に座っていると自然と上半身が持ち上げられてシュッと伸び、とても美しい姿勢になります。
美しい姿勢は正しい腹式呼吸をつくり、声が出しやすくなるので、まさに一石二鳥です。
大流行
はじめは、ある生徒さんが出張の新幹線内のカタログでたまたま見つけたとのことでしたが、気がつくと、あの人もこの人も、と言った感じで教室ではいろいろな正座が楽になるグッズが流行っています。
「足がしびれなくて正座が楽!」
「姿勢が良くなって声が出しやすくなる」
「コンパクトになり持ち運びに便利」
と好評です。
稽古にかかせないグッズとなりました(もちろんなくても大丈夫です。私はいまだにゆさゆさです笑)。