【試聴】かっこよく吟じたい詩吟「武田節」
2021.02.04
三橋美智也の有名な民謡調歌曲「武田節」の中盤に、詩吟を吟ずる部分があります。そんな「武田節」の挿入吟「風林火山」をご紹介します。
「武田節」(詩吟のみ)
疾(と)きこと風の如く
徐(しず)かなること林の如し
侵掠(しんりゃく)すること火の如く
動かざること山の如し
徐(しず)かなること林の如し
侵掠(しんりゃく)すること火の如く
動かざること山の如し
意味
風のようにすばやく動き、林のように静かに構え、火の如く激しく攻め奪い、山のようにどっしりと構えて動かない。
「武田節」について
武田信玄の軍旗に記されたとされる「風林火山」の漢詩。元は『孫子』(紀元前500年頃)の兵法の一節です。
吟じてみると、とにかく力強くてかっこいい!さらに歌から詩吟に切り替わると、詩吟が引き立ってなおかっこいいです。宴会で吟じると盛り上がる詩吟です。