詩吟がうまくなるには〜発声編
「詩吟の発声ってどうやるの?」「地声で歌うコツは?」そんな詩吟の発声についてご紹介します。
詩吟は地声で
詩吟の発声は、地声です。高い声も、基本的には地声で歌います。
しかし、高い音の地声が出ず、裏声になってしまう場合もありますよね。
そういう場合は、キー(音程)ごと下げて、地声が出る高さに合わせるなど、個人個人で音程を変更することができます。
まずは無理をせず、地声で真っ直ぐ声を出すのがポイントです。
地声を力強く出すには
とは言え、学校の合唱は裏声ですし、地声で歌を歌う機会って、あまりありませんよね。慣れないので、難しいと感じるかもしれません。
地声で力強く歌うコツは「お腹」です。下っ腹を瞬時にへっこませ、力を込めて、思いっきり「えいっ!」と言ってみてください。
また、手を遠くへ向けるのと同時に腹を引っ込めて、「おーーーい!」と遠くにいる人へ声を投げかけるようにしてみてください。
詩吟で必要な、力強い地声を出す練習になります。
出だしは腹から
さて、いよいよ、詩吟で吟じるときの発声のコツです。
ここでも「お腹」を使います。特に、
「毎回、言葉の出だしを、腹の底から出す」
ようにするのと、詩吟らしく、かっこよく聞こえるようになります。
また、ポイントは、
「高い音の部分でも、言葉の出だしを腹の底から出す」
ということです。
イメージもお腹に
高い音が出にくかったり、裏声になってしまうときは、発声する場所のイメージが、頭の上あたりになってしまってることが多いようです。
高い声も、あえて、お腹の下の方から出すイメージで発声してみましょう。すると、弱くなってしまいがちな高い音でも、力強い地声が出やすくなります。
試しにやってみてください!
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