仕事で緊張しなくなった生徒さんの話

2021.07.01

緊張がなくなっていた

ある生徒さん(40代)は、テレビに出演したり、多勢の人前で話す仕事をしています。

さぞ、度胸がおありかと思いきや、子どもの頃から人前で話すことが苦手。人前で話す仕事を始めてから20年経っても、緊張がなかなかとれませんでした。

しかしあるとき、ふと、その緊張がなくなっていたことに気づきました。

彼女はなぜ、人前で緊張しなくなったのでしょうか。

20年続いた緊張が、たった3年の詩吟でなくなった

思い当たることと言えば、始めて3年目になる詩吟です。

「もしや……、20年続いた緊張が、たった3年の詩吟でなくなった?」

結果は目に見えていました。

緊張しなくなった頃を境に、仕事での周囲の反応が良くなり、新しい仕事も増えていったのです。

詩吟の経験が自信につながる

彼女は感じました。

「詩吟の発表の方が、仕事より何倍も怖いし、緊張する。だからこそ、普段の仕事で『今は大丈夫』と余裕を持てるようになった」

人前で大きな声を出す詩吟は、とんでもなく緊張します。しかも、緊張するので、失敗することも多いのです。とはいえ、詩吟の稽古や発表で失敗したところで、仕事ではないのですからそこまで問題ありません。

たとえ失敗しても、続けていればほんの少しずつでも前進していきます。できなかったことができるようになります。

お腹から大きな声が出るようになってきた
以前より長い詩が覚えられるようになった
ちょっとこぶしがまわせるようになった

このような些細なことに喜びを感じることができれば、それが自信となって積み上がっていきます。こうして詩吟を通して、人前で話す自信がつき、本当に失敗してはいけない本番で成功することができたのでした。

不安にも強くなる

現在コロナ禍で、先行きが不安です。しかしこの生徒さんは、動じなかったそうです。なぜなら、詩吟を続けていることで “ぶれない” 心ができたから、と言っていました。

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