声を鍛えるには大声を出す「詩吟」がいい

2021.07.14

声を鍛えるには大声を出す『詩吟』がいい

ある生徒さん(20代・男性)は、声が小さいのが悩みでした。

そのせいもあってか、人と話すのが苦手。他人と自分を比べては落ち込み、仕事のやりがいもみつからない、彼女もできない、そんな毎日でした。

声を鍛えるために「ボイトレ」の教室を探したのですが、なかなかピンときませんでした。

そんな中、インターネットの掲示板で、「声を鍛えるには大声を出す『詩吟』がいい」という書き込みを見つけました。

何度もやめようと思った

「詩吟」ってなんだろう? あまり聞いたことないけど、他の人がやってなさそうで、面白いかも……。

と言うわけで、軽い気持ちで「詩吟」を始めてみたものの、思った以上に難しく、何度もやめようと思いました。

しかし、「他人と比べる必要はないんだ。前回より少しでも大きな声が出るようになったら、それでOKにしよう」と自分へのハードルを下げて、続けることにしました。

すると、詩吟がだんだん楽しくなってきました。

自分の言いたいことが伝わっている

「最初に比べれば、声は明らかに出るようになった。これでよし!」と自分を励ましているうちに、詩吟で習った声の出し方を、日常生活でも意識するようになりました。

知り合いを見つけたら、遠くからでも「こんにちは!」と大きな声で挨拶をするようにしました。

そんな毎日を送るうちに、ある変化にふと気がついたのです。

自分の言いたいことが伝わっている

以前は自分の声が相手に伝わらず、会話や挨拶をすることさえ、あきらめていました。

しかし、人と話す際に、詩吟で習った声を出すコツを心掛けているうちに、以前より相手が自分の話を聞いてくれるように感じられてきました。
 
それ以来、普段の生活の中で、少しずつ変化がやってきたのです。

まず、自分の気持ちでした。

何でも人と比べることをやめ、自信を回復し、声を出すことも何もかも、一生懸命邁進するようになりました。

するとどうでしょう。

仕事や、やりたいことにも迷いがなくなり、かねてより望んでいた転職に成功。気がつけば、SNSを通じて何人かから「転職の悩み相談」のアポイントが増え、実際に会うようになりました。

人との出会いにつながった

そしてついに、彼女もできて結婚しました。

何度もやめたいと思ったけれど少しずつ続けていた詩吟。そんな詩吟で身につけた声を出すコツが、コミュニケーション力向上や、人との出会いにつながったのでした。

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