【動画】詩吟「酒」若山牧水

2021.08.06

「酒」若山牧水

白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の
酒はしづかに 飲むべかりけり

「酒」について

明治時代の歌人・若山牧水(1885-1928)による、短歌です。

牧水は無類の酒好きで知られています。彼が酒の飲み過ぎで体を壊し入院中、それでもなお、一人、酒を飲みながら作った歌です。

牧水の短歌は、声に出して心地よく、心に響きながらもスッキリするものが多いのが特長で、とても詩吟に向いていると思います。

わいわいと楽しく飲むばかりが酒ではない……。お酒好きな方は、ぜひ吟じてみてください!

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